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土方歳三愛用の!?横笛   日野 義兄子孫宅で発見

幕末に活躍した新選組副長・土方歳三が愛用していたとみられる竹製の横笛が見つかっていたことが分かった。
歳三の義兄・佐藤彦五郎の子孫で、「佐藤彦五郎新選組資料館」(日野市日野本町2)館長の佐藤福子さん(50)が、自宅の納戸から発見した。 

福子さんは「歳三には鬼の副長というイメージがあるが、笛を吹く意外な一面があったことを知ってもらえたら」と話している。

彦五郎は、歳三の姉・ノブの夫で、後の新選組局長・近藤勇とともに天然理心流を学んだ。新選組が結成された後は、資金援助を続けていたことでも知られ、 佐藤家には今も、近藤勇の書いた掛け軸や沖田総司がしたためた手紙など、新選組ゆかりの品が数多く残されている。

横笛は昨年10月、福子さんが納戸に保管されている古文書などの資料整理をしていた際、和だんすの中から見つけた。 笛が出てきたのは初めてで、さらに今年1月には、横笛を持った福子さんの祖父・仁さんの写真が載った1951年の新聞記事も見つかった。 その記事の写真説明には「土方愛用の笛を吹く子孫の佐藤仁氏」と記されており、福子さんは「歳三が使用していたものでは」と気付かされた。

笛の長さは約40センチ。紙で作られたサヤと、笛を入れる絹製の袋も一緒に和紙に包まれていた。

2日に古美術商の鑑定を受けたところ、漆の状態から江戸中期に作られた可能性が高いことも分かった。福子さんによると、彦五郎や歳三の兄・為二郎は浄瑠璃などをたしなんでいたといい、歳三も周囲の影響を受けて、笛に親しんでいたことが推測できるという。

NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証を担当した歴史作家山村竜也さん(45)は、「歳三が笛を吹いていたという話は文献でも見たことはない。
しかし、佐藤家には歳三が笛を愛用していたと長く伝承されていたことが新聞記事からうかがえる。信頼性は高く、貴重な遺品だ」と話している。

この笛は3日から、「佐藤彦五郎新選組資料館」で特別展示される。入館料は大人500円。小中学生300円。
問い合わせは同資料館((電)042・581・0370)へ。

(2007年5月3日 読売新聞)

熱血漢、佐藤彦五郎、壮年の写真
日野ニュース紙2006 3月20日号を転載しています

新聞記事概要 佐藤彦五郎新選組資料館 館長佐藤福子さんに聞く

近藤勇から譲り受けた短筒や土方歳三の鉄扇などを初公開

甲州街道沿いにある日野宿本陣は、新選組を物心共に支えた歳三の義兄・佐藤彦五郎 
の邸宅で天然理心流の佐藤道場があります。

この佐藤家には現在も新選組に関する多くの史料が残されています。多くのファンの方々
の要望に応えて、このたび、佐藤家16代目、佐藤福子さんが「佐藤彦五郎新選組資料館」
をオープンすることになりました。

ファン待望の初公開の品々と佐藤家に代々書き残されている書物など、この「佐藤彦五郎
新選組資料館」は貴重な資料館になることでしょう。そこで今月は館長の佐藤福子さんにお
話しをうかがいました。

来月23日のオープンおめでとうございます。ここまでくるには、大変なご決心がいったので
はないかと思います。

佐藤さん:新選組フェスタ終了後、旧ふるさと博物館に調査を依頼していた史料や品々が戻って
きまして、それがダンボール箱30箱もあり今は1部屋がそれで埋まっている状態です。まだ、公開
していないものも多く、ファンの方々から「見せてもらいたい」との声もたくさんいただいておりました。

ダンボール箱30箱とは、すごいですね。資料館としても、何回も展示替えできる量ですね。

佐藤さん: そうなんです。4月23日からは初公開の短筒や刀、槍、鉄扇などを展示します。短筒は、
明治27年に出された銃砲の届け書が先に見つかっており、その中に「近藤より譲り受け今日に至」
と書かれていましたので、家の中を調べて見ましたら、長持の一番下から出てきました。届け書
と短筒に書かれている番号も一致しました。

ーそれは貴重な物ですね。興味のある方ならぜひ見たいですね。

佐藤さん:鉄扇も2つありますが、大きい方は彦五郎のもので、もう一つは歳三のものです。
谷春雄さんが生前に「歳三の使っていた鉄扇がどこかにあるはずだから探して欲しい」とおっしゃっていました。

それが最近にになって発見されたのです。歳三の鉄扇には字が書かれているのですが判別できません。
そのうちどうにかして読み取りたいと思います。

ーその他には、どのような展示物がありますか。

佐藤さん:近藤、土方、沖田の書簡や近藤自筆の掛け軸、頼山陽の掛け軸などを考えています。また
彦五郎の子の俊宣が書いた「今昔備忘記」や俊宣の子で私の祖父の仁が書いた籬蔭史話」なども展示
いたします。

ー資料館オープンはファンにとってはうれしいことですが、個人で資料館を建て、運営していくのは大変な
ことですね。

佐藤さん:設備費もかかりますし、史料の保存にも経費はかかりますので赤字覚悟です。市の協力があればいいのですが・・・。
でも少しでもまちの活性化につながれば、うれしいと思います。

これからは、土方歳三資料館や井上源三郎資料館と共に3つの資料館
で協力し合っていきたいと思っています。

ーこれからも忙しくなられると思いますが、頑張って下さい。

今日は準備でお忙しい中をありがとうございました。 (K・K)




「佐藤彦五郎 新選組資料館」2006年(平成18年)4月23日開館!!
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